Graphviz:Graphvizにて使用できるattributes(属性?)について仕様を調べる ~bgcolor~
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Graphvizの各コンポーネントにて使用できる属性は以下のページにまとめられている。
しかしながら英語である。いや、英語であることを百歩譲っておいておいたとしても、図形の例がないために具体的にどのような違いが出るのかがわかりにくい。 ということでこのattributesを実際に各コンポーネントに実装して、どんな仕様になるのかということをここに整理していく。
徐々に調査して、追加していく所存。
****************** 以上、定期終了
今回の対象属性としてbgcolorを使用する。
環境
・OS:Windows10にて、VirtualBox6.0.8上のCentOS7.4
# cat /etc/redhat-release CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)
・Graphviz : 2.38..0
# dot -V dot - graphviz version 2.30.1 (20180420.1509)
bgcolor
対象コンポーネント:グラフ、クラスター 対象レイアウト:全部 グラフに対して指定すればグラフ内、クラスターに対して指定すればクラスター内の背景の色を変更することができる。色の指定については、決められた色名で指定することもできれば、16進数カラーコードで指定することもできる。
色名については、下記のサイトに一覧がまとまっている。 emden.github.io
実際に以下のdotファイルを使用してグラフを作成した。
digraph { layout=dot bgcolor=darkgreen subgraph cluster_X { bgcolor=cyan4 C -> D } subgraph cluster_Y { bgcolor="#26ffa2" F -> E } subgraph cluster_Z { G -> H } A -> B }
その結果できた図形は以下のとおりである。
カラーコードと色名はどちらも、同じグラフ内にて使用することができている。また、グラフの背景と、クラスターX、クラスターYにそれぞれbgcolor
を指定しているためにそれぞれの色が設定されている。
クラスターZのみは、色の指定をしていないため、グラフ背景に設定されている色が、そのまま色づけられている。